日本Mテクノロジー学会事務局
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千葉大学医学部附属病院
企画情報部 鈴木隆弘
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Mテクノロジーについて

Mテクノロジー & MUMPS FAQ

1.全体的なこと

Q:MUMPS って何?

A:
MUMPSを英語の辞書で引くと "おたふくかぜ" ですが...
米国マサチューセッツ総合病院で作られたシステムで Massachusetts general hospital Utility Multi-Programming System の大文字部からMUMPS (マンプス) と呼ばれていましたが、最近は M と呼ばれています。
MUMPS をムンプスと発音すると "おたふくかぜ" となります。

Q:M言語って何?

A:
最近、M言語と呼ばれています。ISOでも "M Language" となっており、JIS規格でも”M言語”となっています。

Q:何故、医療用と言われるの?

A:
初め、病院で医療情報処理用に作られたシステムですから、よく医療用と言われます。現在は、医療以外の一般のOA・データ処理にも広く使われています。
MUMPSは、当初、マサチューセッツ総合病院コンピュータ科学研究所で開発されました。
最近は、医療以外でも多く使われる様になり、M または Mシステムと呼ばれています。

Q:医療情報処理用に作られたってどのような点ですか?

A:
お医者さんはカルテに "診察の所見" などを文章で書きますよね。すなわち医療データ処理には文章形式のデータを取り扱う必要があること(文字列処理)、データの長さも一定でないこと(可変長)、基本的なデータ構造がトリー(木)構造であること、必要なときに処理したいというニーズ(会話型処理)などがあります。
これらの要件を備えたシステムが、1967年当時比較的安価なミニコンピュータ上に実現されたものです。
でもこのようなデータ処理の特徴は、一般のOA処理でも必要ですよね。このことから最近では医療以外の一般分野:流通、書籍管理、その他、などでも使われるようになりました。

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