MUMPS 問答集

M(umps)について、次の5つの項目に分けての
Q and A です。

==1.全体的なこと ==
==2.MUMPS解説 ==
==3.MUMPSに対する難問 ==
==4.出版・パブリックドメイン関係 ==
==5.日本Mテクノロジー学会に関して==


==1.全体的なこと== Q:MUMPSって何? Q:M言語って何? A:MUMPSを英語の辞書で引くと"おたふくかぜ"ですが...  米国マサチューセッツ総合病院で作られたシステムで Massachusetts general hospital Utility Multi-Programming System の大文字部 からMUMPS呼ばれています。          A:最近、M言語と呼ばれています。ISOでも "M Language" となって おり、JIS規格でも”M言語”となっています。 Q:何故、医療用と言われるの? Q:医療情報処理用に作られたってどのような点ですか? A:初め、病院で医療情報処理用に作られたシステムですから、よく医療 用と言われます。現在は、医療以外の一般のOA・データ処理にも広く使 われています。  MUMPSは、マサチューセッツ総合病院コンピュータ科学研究所で開 発されました。 A:お医者さんはカルテに”診察の所見”などを文章で書きますよね。す なわち医療データ処理には文章形式のデータを取り扱う必要があること (文字列処理)、データの長さも一定でないこと(可変長)、基本的な データ構造がトリー(木)構造であること、必要なときに処理したいという ニーズ(会話型処理)などがあります。  これらの要件を備えたシステムが、1967年当時比較的安価なミニコ ンピュータ上に実現されたものです。  でもこのようなデータ処理の特徴は、一般のOA処理でも必要ですよ ね。このことから最近では医療以外の一般分野:流通、書籍管理、その 他、などでも使われるようになりました。 はじめに戻る
==2.MUMPS解説== Q:どんな機種で使えます? Q:私のシステムで使えますか? A:MS−DOS、DOS/Vなどが載っているPCならOK。 UNIXもOKです。それから Windows-NT上でも可能です。 Q:MUMPSってどんな言語? A:MUMPSの特徴は   ・クライアント/サーバ構成が出来ます。   ・その中でデータベースサーバーとしても可。   ・1万件から100万件のデータの規模でも大活躍です。   ・そして分散データベースが構築できます。   ・もちろん、ネットワークシステムとしても申し分なし。 Q:他の言語と比べて、どこがいいの? Q:他の言語じゃだめなの? A:それはもー、MUMPSのいい点はいっぱいあります。 A-1:PC用流通ソフト:データベースシステムに比べて  ・操縦しやすさと、速度が魅力です。  ・エンドユーザでも3時間も勉強すれば、ちょっとしたシステムが組め   ます。  ・このプログラムの作りやすさは、プロにとってもありがたいもので、   とりあえずのプログラムで処理やその効果を確認しながらプログラム   を組んで行けます。  ・大規模データベースの処理の速さは、PCハード環境でも実務に十分   使える早さです。   展示デモでご覧になり確認して下さい。  ・また、バックアップ・ジャーナルを備えた、堅ろうなシステムを組む   ことができます。  ・流通ソフトはWindows環境下でGUIに特色があるものなどが提供さ   れていますが、MUMPSはプロ用の総合的なソフトウエアツールと   して、一線を画しています。 A-2:GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)  最近のMUMPSには、C/C++言語よりずっと楽、Visual BASIC 相当 のMUMPS製品もあります。 A-3:ネットワーク  ・あっと驚く簡単さで、別のPC上のMUMPSシステム(何と、別の会   社のでも可能)と通信できます。読み書きだけでなく、レコード単位の   ロックも可能です。   これは最近のことではなく、以前から実現されています。 A-4:文字列処理  例えば、パターン照合は強力です。  またソートが自動、というのは、文法上は$ORDER関数の威力です。 このため、MUMPS利用者なら、他の言語にはソート関数があると聞  いて、一体、そんなもの、いつ使うの、ということになります。 A-5:日本語処理が規格化されている  日本MTAで日本語標準仕様を作っており、これで統一されています。  このためMUMPSプログラムなら、別の会社のシステムへ移植して   も、書替えなしで動きます。  パーソナルな利用だけだと、あまり感じないかもしれませんが、実務の  データ処理の世界ではプログラムやデータの移植は結構大変なことで  す。 A-6:人工知能的な応用  インテリジェントな問い合わせシステムでMUMPSを使うと、実用化  への壁がありません。医療用に”電子内科教科書”などいくつかの事例  があります。  *LISPやPROLOGを使うと、最初はよいのですが、数百以上のルールを  与えるところで、頭をかかえてしまいます。 A-7:安定し、標準化が進んだ製品が、保証付きで手に入る  MUMPSは市販されています。MTA参加のメーカ・ベンダーは出来  る限りの責任をもってくれます。  さらにANSI、ISO規格に加え、JIS規格が制定されたこと、ま  た日本語標準仕様もあるなど、標準化が進んだ言語です。 A-8:その他プログラムの立場から  ・変数の型を確定しなくてよいこと。  ・事前にファイルのレコード設計が完全に出来ていなくても、コーディ  ングしながら試作・修正が可能であることや、可変長データが扱えるこ  と。  ・ディスク仕様効率がよいこと。 Q:GUIのアプリケーションが作れますか? A:GUIを備えたMUMPSもあり、C/C++言語よりずっと楽で、  Visual BASIC相当のMUMPS製品もあります。またWindowsと  VisualBasicでGUI系を、処理系・ネットワーク・データベースを  MUMPSでという設計も増えています。  さらに次期バージョンのMUMPSでWINDOWSとの連携を図る  MWAPI仕様を検討です。 Q:言語を覚えなくても対話型でデータベースを作ることができますか? A:MUMPSでの言語は、日常語と変わらないものです。これを使え  ば、対話型でデータベース(グローバル)を定義したりデータベースの  フィールドを追加したり自由にできます。 Q: MUMPSは言語?でも言語はやだな− A:たしかに言語の習得は必要ですが、BASICの変数が判る人なら、わず  か1時間で MUMPSエッセンスは習得できます。そしてMUMPSの  全貌を理解するには、たったの10時間ぐらいしか、かかりません。   ワープロもかなりのレベルで使いこなせるようになるにも10時間はか  かりますからね。 はじめに戻る
==3.MUMPSに対する難問== Q:MUMPSが使われているのを見たことがない Q:なんで、MUMPSは、はやってないの? A:MUMPSと知らないで使っているユーザーも多いようですね。  でもこのように、実際に使われている例は多いですし、JIS化が実現  されこれから増えると思いますよ。 A:医療分野で生まれた言語であり、とかくベンダーもユーザも医療用と  して扱ってきたみたいですね。アメリカでもそうでした。  でもISOやJIS規格ができたいま、医療以外の諸分野のOAに、  データ処理に沢山使われています。 Q:はっきりいって、MUMPSに競争力がありますか A:もちろん、Yesです。  ・クライアント/サーバ構成が出来ます。  ・その中でデータベースサーバーとしても可。  ・1万件から100万件のデータの規模でも大活躍です。  ・そして分散データベースが構築できます。  ・もちろん、ネットワークシステムとしても申し分なし。 はじめに戻る
==4.出版・パブリックドメイン関係== Q:MUMPSはパソコン雑誌のどこにも出ていないけど Q:本屋さんに本が無いのですが、参考書はありませんか? A:  MTAではJIS化記念出版委員会を作って出版準備中  MTA事務局関係に資料はおいてあります Q:MUMPSシステムはパソコン通信でダウンロードできますか? A:NIFTY−ServeのフォーラムFPLのライブラリーに機能限  定版スチューデントバージョンがあります。  また各会社でテストバージョンを提供してくれるところがありますから  聞いて見て下さい。 はじめに戻る
==5.日本Mテクノロジー学会に関して== Q:MTAってなんですか? A:日本Mテクノロジー学会です(M Technolpgy Association  Japan)。 MUMPSを使っているユーザやメーカ・ベンダーが参加して  MUMPSシステムのことや使い方に関する情報交換を行っています。 北米(NA)MTAもあるなど、世界各地にあります。 是非とも入会下さい。 A:NiftyーServeに入っている方なら、フォーラム プログラム  言語(FPL)にアクセスして下さい。会議室の一つに”MUMPS”  があり、興味ある人達の情報交換の場にしております。 A:Mテクノロジー学会大会が近々開かれます。    第22回日本Mテクノロジー学会大会   9月13(金)/14(土)/15日(日)   東京 機械振興会館(東京タワー前) =========================================================
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kimura@dokkyomed.ac.jp